箱根仙石原を源流とするここ早川､川尻までは約25ｷﾛと言われている｡取り立てて水量は多くないが､海からの天然鮎の人気に支えられ多くの毛鉤釣り､友釣りのﾌｧﾝに愛されている｡
毎年1月2日の箱根大学駅伝は小田原に入ると早川の清流を左に選手が力走する姿と合わせて､楽しい夏の思い出が一瞬､目の前を過ぎる楽しみもある｡
毎年早ければ3月には海で体力をつけた稚鮎は上流を目指して遡上を始める｡加えて早川漁協の放流量 約32万匹､その年の状況にもよるが､天然鮎は不思議なくらい必ず元の川に帰ってきてくれるのだ｡